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東京都某所で防水修繕3 [都内防水3]

どうも 埼玉県三郷市のぽっちゃり親方です。

8月に入りいきなり気温が下がってきたときは、我が家のネコ
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展(てん ♂ 6歳 6.3㎏)も、私から鹵獲した座布団で寝ていましたが
やはりまだまだ夏、暑い日が戻ってきました。
最近ネコの話をしないのでねこちゃん死んじゃったの?と仕事中に
聞かれて、冒頭でネコ生きてますよとお知らせしてみました。

さて現場です。
IMG_0896.jpg
この目地(伸縮目地)の

DSCN1628.jpg
ふくれですが、通常は、この目地を利用して脱気の道を内部に作り、

この脱気筒で内部蒸気を大気に放出するので
IMG_0898.jpg
ふくれは非常に起きにくいです。

ただ密着工法で脱気筒をつけても、目地から目地の間の
面の部分はふくれが起きることが多々あります。

それで以前から面のふくれは分かるけど、脱気筒をつけた
目地のふくれは何で起きているのかな、ということで
室内塗装や鉄部の塗装をさせて頂いたときに
ついでに目地を部分的にホジホジして、
「あ、ちゃんと脱気できるように脱気路は作ってあるなぁ」
と点検もしていて、もしかしたら目地のどこかで脱気路が潰れて
いるのかなぁという感じで思っていて、お客様も何とかしたいんだけどね、
というお話もあり、お金もかかることですし、
防水保護のトップコートの塗装以上の修繕工事が必要になった時に、
点検も含めて目地は全部一度撤去してしてみましょう。となっていたので
DSC_0061.jpg
目地を撤去して特別異常が無いので、

今度は脱気筒を撤去してみると
DSC_0049.jpg
脱気筒のところで脱気路が塩ビ管と樹脂モルタルで塞がれていました。
これだと脱気できません。

以前の工事はメーカー連名保証というのとメーカーも監修したというので、
こんなことはないと思っていましたし、脱気筒の直下周辺で
脱気路が塞がれていると言うのは初めて見ました。

ウレタン防水の改修工事のみをやっている業者さんは
もしかしたらこういうのを見たことがあるのかも知れませんが、
私自身も今回立ち会った防水メーカーも資材販売商社の担当者も
初めて見たと言うのでレアな失敗工事だとは思います。

それでほぼ密閉されたような状態が長きにわたって続いていたので
塩ビ管を引き抜きたいというのもあったので
DSC_0051.jpg
コアドリルで引き抜いて

目地に充填された樹脂モルタルは
DSC_0058.jpg
コンクリートカッターで切断して脱気できるようにして

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目地内はゴミがあると蒸気の排出性が低下するので
掃除機で吸い取り。

これで新たに脱気路を作り直して脱気筒を常識的に
取り付ければ目地部分のふくれは無くなります。

本日もお付き合いいただきましてありがとうございました。




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東京都某所で防水修繕2 [都内防水3]

どうも 埼玉県三郷市のぽっちゃり親方です。

えーとですね、みなさんはキーボードをぽちぽちして
文字を打つときは、ローマ字入力だと思います。

私は誤字脱字をブログ上では頻繁にしているので、お気づきの方もいるかも
しれませんが、私、かな入力なんです。

ローマ字入力はポチポチする範囲は狭くても打つ回数が多いので、
現場から帰ってから少ない時間で書類をまとめるのに、
範囲は広くても少ない打撃で済むかな入力です。 笑われますが。

ソネットブログのみなさんは誤字脱字はほぼ見かけませんし、
話の道筋や起承転結が明確なので分かりやすいブログにされていますが
私は結構支離滅裂でごめんなさい。

さて現場のお話を支離滅裂に綴っていきます。
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このような

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ふくれや

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このような破断は、以前の防水記事でもお話ししましたが

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この通気緩衝工法の、

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通気緩衝シートで抑制することが出来ます。
この黒い面を下側にして、プライマーを塗ったコンクリートの床面に
張り付けて使用しますが、ツヤのあるところは自着(ネバネバしている)するところで、
阿弥陀くじ状のツヤのないサラサラした所は床面のクラック(ひび割れ)などから
放出される蒸気を、

この
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脱気筒(だっきとう)を通じて外部に排出します。

またこのような機能を持ったシートは別製品でもあります。

では
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この防水の工法はなんの工法が行われたものかというと
密着工法という工法で行われたウレタン防水になります。
コンクリート面に直接ウレタンを流して施工する工法です。

密着工法でも良いかなと思う場所は
人が歩かない・・・・ふくれが出ても足に引っかからない。
見た目を気にしない・・・・そもそも屋上に上がる機会が無い。
今回限りしか防水しない・・・・耐用年数が過ぎる頃には住む人がいない家。
などです。
メリットとしては工事費の抑制につながりますが、それ以外のメリットを
私個人としては知らないですし見たこともありません。

また、ふくれは内部からの蒸気の排出が密着工法の
ウレタン防水自体によって妨げられていることが大半なので、
一度密着工法で防水した場合には、蒸気の排出を妨げている
密着工法のウレタン防水を全部きれいに剥がすことが大前提ですが、

これ、大変です。

既存の密着工法のウレタン防水の厚みにもよりますが、
通気緩衝工法の1回分の工事費より、剥がし代は掛かると思います。

ですので保護コンクリートごと切り込みを入れて保護コンクリート(10㎝厚くらい)を
撤去し建物の高さにもよりますが、クレーンで下ろしてコンクリートポンプ車を呼んで
保護コンクリートを打ち直したり、

または大きな面だけは作業者が乗り込んで操縦する機械で
ウレタン防水を剥がし、細かい所は手で持てる電動工具でチマチマと
密着工法のウレタン防水を剥がすこともあります。
でもやはり超高額工事になります。

割り切った条件でのご依頼以外はウレタンの密着工法は
どうなのかなぁと思いますし、私一個人としてですが、この知識だけあって
普通の会社勤めなら密着工法のウレタン防水は頼みません。
密着工法は絶対にふくれるとか絶対に破断するとは一概には
言い切れない面もありますが、万一不具合が発生してしまった場合、
直すための経済損失が比較的大きい部類だと思います。

こんな理由からうちでは屋上などのコンクリート床面に直接
密着工法ウレタン防水は基本的にやってませんし、仮に行う場合は
メリットとデメリットを確実にご理解いただいてからでないと
絶対に請けません。

明日は目地のふくれについてお話しします。

本日もお付き合いいただきましてありがとうございました。






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